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2020/4/19 01:05

やっほ。

長らく音沙汰とい音を立てていなかったが、みなさんお変わりないですか。久々にツイートしたり喋ったりして発信したらちょっと感覚が戻ってきた気がするから、そのまま身を任せてブログを書いている。二月の末にツアーの中断をご報告して、それからもうひと月半。本来国内ツアーが終わったら、中国ツアーという予定だったわけで、当事者としては多分人よりも早く現地のニュースを追っていた。なんというか、今まで普通にできていたことが忽然と取り上げられて、逆に今までがおかしかったような気さえしてくる。わたしは自分や一緒に舞台を作る人たち、それと聴きにきてくれる人の命を天秤にかけてまで舞台に立ちたいとは全く思わない。それを生業に選んだ人もたくさんいて、顔も名前もその志すらも見知った仲であるのに、どうにかしたいと願えど叶わない。それでも、今すべきこととは、今できることだ。今年は春がなくなった。桜は、毎年ちゃんと咲く。

三月はライヴがトんでしまったけれど、制作のスケジュールが詰まっていて黙々とそれをした。四月に入っても変わらず〆切はあるけれども、かなり余裕ができたので部屋の掃除をし、断捨離をした。朝に起きてご飯をよそい、夜に寝床に入りぐっすりと寝ている。聴きたかったけれど聴けていなかったアルバムを聴いたり、読みたかった本を読んだり、先週からは"その日"を調べて、因んだものを題材にした映画を観るということをしてる。4月15日「SOSタイタニック/忘れえぬ夜」(1912年 沈没事故)、4月16日「となりのトトロ」(1988年 劇場公開)、4月17日「ボヘミアン・ラプソディ」(1975年 クイーン初来日)、4月18日「バベットの晩餐会」(1918年 監督ガブリエル・アクセル誕生日)、今のところ毎日続いている。この鑑賞の仕方の良いところは、そもそも興味関心のある分野に偏らず色んな方面の作品にふれることができるところ。わたしは史学が好きなので、調べながら年表をみていくのも楽しい。あれもできないこれもできない、ないない思考でいるとバッドに入るけれど、そもそも一人遊びの時間というものは良いものです。この時代、何者にだってなれる。

医療インフラ流通に携わるみなさんには頭が上がらない。この状況でわたしたちができる一番のことというのは、できるだけ外に出ず健康を維持して、そうでなくとも大変さの極まる医療機関のお世話にならないこと。有意義にスキルアップして会えますように。わたしも、たくさん新しい音楽持っていきます。