Skip to content

2019/11/20 08:48

今月はとにもかくにも着々と金字塔を作ってる。朝も昼も夜もそればっかなもんだから、合間に作業部屋を抜け出してスーパーで買物をするのはかなりイベントである。昨日は大ニュースがあった、和菓子コーナーにいちご大福が陳列されはじめたこと。今冬解禁!と良さげな見出しを書かれると人は手にとってしまうもので三個ほどカゴに入れた。ボジョレー・ヌーヴォーよろしく、いちご大福も解禁されるものなのだな。大福というネーミングも凄い、大きな福って相当攻めてる。わたしもなにか解禁されたいな。禁を解かれる、というのはいいな。

作曲は享楽的だから。対して歌詞を書く、という工程は、嫌でも自分に自分を知らしめる行為である。楽しかったりそれは心底辛かったりする。それでも自分がやりたいと思うのはボーカルの乗ったポップスだから、結局書くし歌うけど。ブラームスが交響曲第一番を書き上げるのに二十一年もの歳月をかけた気持ちも至極わかる。なにかに着手することよりも、完成させることのほうがよほどの精神力を要する。

ミステリアスで有り続けようだなんてのは、愚鈍だよ。